渋甘

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フラット化

フラット化

フラット化する世界(上)

発売日:
ランキング 30 位  渋甘
商品レビュー  著者は前著『レクサスとオリーブの木』で有名なニューヨーク・タイムズのコラムニスト。 本書は、『レクサスとオリーブの木』の続編にあたる。グローバル化と情報革命によって現 出しつつある世界を、「フラット化する世界」というレトリックの下に様々な事例を直に取 材しつつ描き出していく。 上巻では、世界が「フラット化した」実態が描き出された上で、何が「フラット化」をも たらしたのか、10の要因を列挙していく。「グローバル化」や「情報革命」といった言葉が はいまやお馴染みのものとなったが、そのような言葉では追いきれていない想像を絶す る世界が描かれている。まさに「フラット化」。絶妙な表現である。 「フラット」になった世界は、また価値観の混乱をもたらすものでもある。一体我々は世 界のフラット化を歓迎すべきなのか、否定すべきなのか。第四章「大規模な整理」におけ る著者の論点提示は重要であり、まさに整理していく必要があるだろう。 とても読みやすく、かつ面白い。ジャーナリストとしての著者の実力を誇示するかのよう な好著である。グローバリゼーションに関心のある方のみならず、広く現代世界・社会に興味のある方はぜひ読んでみるといいだろう。
商品レビュー  さすがに3回受賞するにあたいするおもしろさである。 あらゆる場で変化している世界をわりとわかりやすく 国などを例に取り説明するところは流石。 わたしたちも安穏としていられない。 どんどんかわりさきを越されまいとすることもないが。 せめて、イノベーションのひとつも語れるようになりたい。  一読お薦め。
商品レビュー   これは、IT関係の研修会で、講師の先生から薦められた本です。恐る恐る開いてみたのですが、本当に面白い本でした。  1989年のベルリンの壁崩壊とインターネットの発達により、人間社会が短期間の内に大きく変わったことがわかります。  生活やビジネス上でも、ものの考え方や価値観が変り、それに伴い組織や手段も変わりました。そして、これからどのように世界が変わろうとしているかが、近未来小説のような感じで読むことができます。  最後の章で、9.11テロをフラットに分析しているのですが、これが興味深かったですね。  地球が丸かった時代が過ぎ、今や平らな地球を実感できる書ですね。

フラット化

フラット化する世界(下)

発売日:
ランキング 45 位  渋甘
商品レビュー  上巻においては、フラット化の定義が主に示されており、要約すると、先進国から中国、インドへ ローエンドの仕事をアウトソーシングすることが容易となったため、世界におけるグローバリゼーションの定義が 変わってきているということです。 つまり、今までの官僚的、独裁的な国家による統治(トップダウン)から、個人主導(ボトムアップ)へと 移行しているということです。 下巻におきましては、現状を踏まえた上で、今後、我々先進諸国がどのような活路を見出すべきかといったことが 主眼に書かれています。 まとめますと・・・ ・エンドユーザーと直接関わるような、ニッチな仕事を見出せる能力 ・情報、教育など、付加価値を提供 ・対人折衝能力など人間力が問われる(マーケティング、セールス、マネージメント等) ・ニーズに対し、臨機応変に対応できる何でも屋(思考の柔軟性) ・芸術的、直感的、総合的、感情的に判断できる右脳力 ・超技術力に特化(個人的には、あまりオススメできないが・・・) これら、アウトソースできない仕事を見出す能力が大切であると、著者は言っています。
商品レビュー   グローバルな世界、フラットな世界が着々と成長する中、より個人としての資質が問われる時代になってきたようです。個人としての資質とは自分の強みと弱みを知ることであり、これは他人や環境に対する労わりの心を持つことにつながります。  本書は米国人が米国人に向けて書いた書物でありますが、日本人が忘れかけている信頼と協調の文化のよさを示すものであり、未来における平等な社会はまっとうな日本人が住みやすい社会になるような気がしました。
商品レビュー   普段生活していく中で、われわれが直接目にできるものは、自分の周りの数十メートル範囲にすぎない。それは地球規模からすれば、無限大に対する1のようなものだ。そうした理由もあるのだろう、グローバリゼーションとよく言われているが、果たして何が変わったのだろうか??と思うことが決して少なくない。  この本はそんな疑問に答えてくれる、極めて興味深い本である。私自信、世界中で起こっているすべての物事を、その場で自分の目で見ることができない(当然なのだが)ことに非常に悔しさを覚える人間である。イラクでは宗派間対立が泥沼化しており、アメリカでは民主党が共和党を押さえ、与党としての座を獲得した。それをこの目で見ることができないことが、どんなに自分の好奇心を煽る、多くの宝を失っていることに繋がっているか。。。  この本のよいところは、そうした物事の中の重要な部分をわれわれに伝えてくれると同時に、フラット化した世界の中でどうすれば勝ち残っていくことができるか、そのために何が必要かを筆者の立場から述べてあるところである。国際情勢の変化に興味がある方は必読である。

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