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ハーバードMBA留学記 資本主義の士官学校にて

発売日:
ランキング 1710 位  渋甘
商品レビュー  素人なんでdetail理解できたかは自信ありませんが、全般を通して、若者の輝ける未来を感じます(大げさかな?)。東大→外資系→ハーバードっていう経歴に、ちっ、嫌味なやつ!とかって思われる方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんけど、先入観は捨てましょう(ハーバードMBA、素敵♪っていうミーハーさもね)。要はハーバードだMBAだうんぬんよりも、いかに人生、気球に乗って見つめられるかってことでしょう。著者のような方にはどんどん新しい世界を切り開いていってほしいです。ブログは見ていないので、ぜひ拝見したいです。
商品レビュー  まず形式面について。本書はブログが基になっているようだが、そのまま日記形式を残すのではなく、ある程度テーマごとにまとめて書物としてのまとまりも意識したような形になっている。ただ、この形式がどうも中途半端なようにも思われ、いっそブログそのままの臨場感を大事にして時系列でまとめるか、逆に書物としての体裁を重視して推敲や編集によりいっそうまとまりのある本にするか、どちらかが良かったのではないかと思う。 内容面については「留学記」というタイトルから想像されるような、留学先での勉学内容についてまとまった情報を提供するものでもなければ、留学生活を随想風に綴るといったものでもない。(HBSでの講義や議論をとっかかりにしたものも多いとはいえ)大半は著者が現代ビジネスの最前線やキャリア論といったトピックについて書いた小論文からなる。こうした内容はブログとして日々読んでいる文にはいいとしても、一冊の本としてまとめて読むと、どうしても雑駁な印象は否めない。本来はそれなりの資料や議論の積み重ねの上に展開されるべき重い問題もあるだけに、日々覚書風に綴られたブログのエントリ部分のみをそのまま本にしたのでは、あまり濃い内容にはなりえないのではないだろうか。 ブログはそうした日々の覚書をエントリした上で、それを叩き台としたコメントやトラックバックを通じてのコミュニケーションを通じて、いっそう議論が深まっていくものだと思う。だから内容面でも先に形式面であげたのと同じような中途半端さがあり、ブログを通じてなされた議論を紙面に直接反映させることが難しければ、やはり著者がそうした議論を通じて感じたこと、認識の深まりなどを改めてしかるべき文章で書いたほうが、良い本になったと思う。
商品レビュー  1980年代でもあるまいし、MBAもいろいろ言われている中、「ボクはHBSを優秀な成績で卒業しました」という類の本を出すのはそろそろお終いにしたい。 だれのアイデアかわかりかねるが、「資本主義の士官学校」っていう副題も読み手のこちらが恥ずかしいくらい。 肝心の中身もどこかで誰かが言ってたり、書いていることの域を出ないもの。 また、他の評者も述べているとおり、ヘッジファンドだの資本主義だのに関する表層的な感想の部分は余計。 HBS優等生もみんなと大して変わらないじゃないと読むのはありかもしれないが。 いずれにせよ、買う必要があるのかよ?く考えた方がよさそうだ。

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ネクスト・マーケット 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略

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ランキング 11849 位  渋甘
商品レビュー  この本で書かれている要点は、発展途上国にも巨大な市場があるということ。 発展途上国では確かに人々の所得が低く一人当たりの購買力は大きくないが、その人口の巨大さゆえに、そこの人々の所得にあった水準の費用で利益を出すことが出来る製品やサービスを提供できるなら、十分に市場として魅力的だというものである。 この本のケーススタディには実際に行われたものが詳しく書かれているが、小口の販売や金融の方法、普及活動など様々な工夫があり非常に興味深い。 この本は一般論を真っ向から打ち消すものであるように思われるが、(一般的に「BOPの人には購買力がなく、それゆえに市場としての魅力も低い」という評価がなされている。) ここで顧客の対象としているのはBOPの中でも中層以上の人たちで、本当の下層にいる人に対するものではないということを考えると、一般論を全て否定するにはいたらないであろう。 とはいえ確かに発展途上国には市場があり、低コスト体制を整えるには技術的なブレークスルーや様々な工夫が必要で、先進国でのビジネスをそのままBOP市場に持ち込む事は出来ないだろうが。 低コストでの生産やサービスを可能とする体制が出来るならば、市場として十分に魅力的であると考えさせられる。 さらに現地の低コストや規模の恩恵、さらには経済の活性化を通して、真のBOP市場にもビジネスチャンスが訪れるチャンスがあるのではないだろうか、と考えさせられるよい本である。
商品レビュー  この本にたどり着く前に「誰でもわかる パソコン・IT・ネット用語辞典」を見ていました。そこで、「この商品を買った人は、この商品も・・・」にこの「ネクスト・マーケット」が出ていました。 私は、この両方とも持っていて、前者はIT関連の用語を調べるのに使い、後者はすでに読んでいます。 どのような本でも、もしITに関することが書いてある限り、上記の用語辞典を活用しています。 この結果、この「ネスクト・マーケット」もよくわかり、確かに貧困層を救うのはITかも知れないとは思いました。 ただし、貧困層にITを学習させるのもなあ、とも思っています。 いずれにして、上記の2冊はお勧めです。
商品レビュー  ストレートなタイトルでびっくりしてしまいましたが、どういう考え方でマーケットを切り開くのかという考え方がわかり参考になりました。 時代を象徴している感じもする本です。

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MBAバリュエーション

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ランキング 3864 位  渋甘
商品レビュー   事象の本質について、何故、何故と自問自答し、自分なりの答えを見出す姿勢を大事にしている方には、是非お勧めの本です。 PER、EBITDA、企業総価値、その他諸概念の洞察と分かりやすい説明、概念的理解に実践的裏づけが伴っていること、枝葉に入り込まずバリュエーションの本質を忠実に追いかけている構成、どれをとっても品質の高い内容となっています。 企業価値について真面目に考えている方にはヒントがたくさん見つかる筈です。  また、そもそも一連のバリュエーションに関する考え方は、アングロサクソンの考え方であるという前提にたち、それを1つの考え方として受け入れることの重要性を説き、その上でどうやって日本風に発展させればよいのかを考えるよう読者に宿題を残しています。 いま日本が直面している経済成長力鈍化の解決策のひとつとして、社会全体にとってプラスとなる企業買収を有力な手段と考えると、M&Aに対する誤った理解を正したり、漠然としたイメージをクリアーにする必要があります。 そういう観点では、仕事で企業価値やM&Aに関連する業務に就いていない方でも、今後確実に身近に起こりうるM&Aをきちんと理解しておくために、是非読まれることをお勧めします。  蛇足ながら、洗練された内容と相容れない表紙デザイン(特に色)及び題名を変えれば、もっと正当に評価され、売れるんじゃないでしょうか。
商品レビュー  3年以上前に買った本であり、たまに必要に応じて拾い読みをしていたが、最近通しで読んでみた。M&A関連の本というのは、著者のバックグラウンド(投資銀行系か会計事務所系か弁護士事務所系か、等々)によって内容は随分異なるが、世の中に所謂M&Aのプロセスを論じたものか、乃至はvaluation分野であればDCFを中心に論じたものが多いように思う。そういう中で、本書は、DCF等の細かいテクニカルな部分に入る前のvaluationの本質的な部分を、基本から説き起こして非常にわかり易く且つ実践的に論じているという点で、この分野の本としては異質である。例えば、PERとdiscount rateの関係、EV(Enterprise Value)とMarket Cap(株式時価総額)の関係(これは服部暢達著「実践 M&Aマネジメント」でも少し言及されている)、EVとEBITDAの関係、Net Debt等に関して、これだけ分かりやすく本質を書いた本が他にあるだろうか?(Net debtに関する説明はEV→Mkt Capの話をしているのか、逆にMkt Cap→EVの話をしているのかを意識して読まないと若干混乱するかもしれないが。) 実務家の著者の経験と知識が、こういう形で昇華された本というのは稀有だと思う。
商品レビュー  仕事上、M&Aに携わる機会があり、手にしました。感じたのは、M&Aも株式投資も、収益不動産投資をするのも根本は同じ。いいもの(誰もが欲しがるもの)は必然的に高くなり、高くなり過ぎればその物自体は魅力的なものではなくなる。 その物がどこまでがお買い時で、どこからが「ババ抜きのババ」になってしまうのか。 本書はその大枠を理解するのに最適です。もう一回読み返して、各論が書いてある良書を見つけようと思います。

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[新版] MBAクリティカル・シンキング

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ランキング 6043 位  渋甘
商品レビュー   この本で、「ああ、自分の仕事でももっと整理して考えるといいんだなあ」と気づくことができれば、次の段階への意欲がうまれるでしょう。経営戦略立案者といった分野の方でなくても、ビジネスを効率的に行うためにはこういったスキルも必要だと思いますが、優先順位を上げるかどうかは本人の判断です。いままでは判断する段階以前で関係ないと思っていた人にも、この分野のスキルの向上のチャンスを与えてくれるような入門書に仕上がっているのではないかと思います。  既に気づきはあって意欲十分の方は、このテーマで定番になっている類書に取り組んでもいいかもしれません。その場合は、扱う手法は絞られ、事例もハイレベルなものが使われていると思います。
商品レビュー  社会人に良くある『問題があるけどその問題をどうすればよいかが分からない』といった日々の業務改善や、言いたい事を論理だてて考えれるようにしたい人向けの本  あまり本ほ読まない私のような人にも分かりやすく書いているが、書いている事は高度なので、本書だけでは物足りず演習をやりたくなる。(ということは良い本?) 大学の講義の教科書のような印象で、クリティカルシンキングの研修を受けながら本書を読む形がよいのだろうが、問題解決に対して『気付き』や『きっかけ』が作れるので知人にも勧めたい。 会社の先輩に借りたのだが、持っておきたくなった。
商品レビュー  わかりやすくかつ体系化されてまとまっているMBAシリーズの論理的思考力編。外れのない同シリーズで、旧版は今ひとつ感あった。事例が納得感もうひとつだったり、難易度がバラついていたり。内容も第三章構造化アプローチは奥歯にモノが挟まったかのようだったり。新版はよりわかりやすくよりためになるようにと改訂を施したとのことだが、その成果は十分あるのではないだろうか。論理的思考力の根本がある序章を加筆したり、各章の冒頭ケースが章をまたいだひとつなぎのものになっていたり。なんといっても構造化アプローチが「問題解決」と「コミュニケーション」に分かれ、それぞれ構成が見直され大幅加筆修正され、お役立ち感がグンとアップしているのが嬉しい。

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新版 MBAマネジメント・ブック

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ランキング 4962 位  渋甘
商品レビュー  グロービスMBAシリーズの項目別書籍を複数読み、この書籍と比較しましたが良い意味で随分と省略されている感じがしました。 何の知識も無くこの書籍を入門用として使用した場合、結局は他の書籍で基礎知識を補完しなければならない事態に陥る可能性は高いです、もしくは読むのを諦める事になるかもしれません。 基礎知識有りの方の辞書用書籍と言う位置づけが正しいです。 MBAの講師も同じ事を言っていた気がします。
商品レビュー  経営戦略、マーケティング、アカウンティング、ファイナンス、人・組織のマネージメント、IT、ゲーム理論・交渉術 の7つ立て。 広く浅く、通り一辺倒のことが学べました。この本を読んで、ちゃんとわかった!というより、ちょっと困ったときにもう一回見てみようとか、今度プレゼンするときに基本の考えとしてこれを見直そう、という資料集みたいな印象です。 値段が高いですが、一冊手元にあると何かと便利そう。
商品レビュー  経営戦略、マーケティング、アカウンティング、ファイナンス、人・組織のマネージメント、IT、ゲーム理論・交渉術の7つの分野で、それぞれ20項目ずつ、1項目見開きの計2Pで解説している本です。本書の目的は、概要を把握するサマリー本であるので、その点では非常によい本だと思います。内容も分かりやすく平易に書かれており、かつ、大事なポイントは抑えられていると思います。 しかし、コレを読んだだけでは、それぞれの項目を十分に理解したり、実際に応用するには明らかに不十分だと思います。各章ごとに、今後の勉強方法として、それぞれの項目での名著を参考文献としてあげてあれば、非常によい本になったのにと思いました。 今後の改版で、辞書的に使えるかつ、参考になった部分をさらに深く終えるよう、各章末に参考文献をnext stepを学ぶための方法を分かりやすい形で乗せてくだされば、星5つです。

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小学校受験準備6か月、わずか20万円で合格した!―家庭学習だけでわが子を難関校に合格させたMBA思考と指導法

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ランキング 39345 位  渋甘
商品レビュー  小学校受験をさせた親としてみて、とても的を得ている本だと思う。 親が受験する学校の試験内容と選考のパターンをよく研究すれば、小学校受験をするにあたっての最短ルートがわかる。週に何回もお受験塾に通わせる必要はない。通うのに疲れるより家でやった方がペーパー対策は楽だとも言う。ペーパー対策として出題される分野を分析して、分野別問題集をこなす、間違ったものをつぶしていくことで足りてしまうという。 あとは行動観察対策。この部分についての分析ももツボを得ている。が、ある意味あっけなさすぎて、経験のない親にきちんと割り切って理解できるだろうかとも思ってしまう。 第一子の場合、どうしても勝手が分からず、不安にかられ、お受験塾に過重に通い詰め子供を疲弊させがちになると思う。親が第一子の時からここまで落ち着いて受験対策を実行できるというのが感心する。第二子であれば、かなりの人が納得でき、実行できる本だと思う。
商品レビュー  「受験準備の主役は幼児教室ではなく家庭にある」という著者の基本的な考え方と、それを実践した家庭での具体的な学習法を知り、これが小学校受験の本来のあり方だと教えられました。入試本番まで後5か月、今からできることは少ないと思いますが、不必要な不安、焦りは解消できました。すっきりした気分で入試を迎えることができそうです。とくに願書・面接対策はとても参考になりました。本書に出会えたことを感謝したい気持ちでいっぱいです。

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[新版] MBAアカウンティング

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ランキング 30431 位  渋甘
商品レビュー  貸借対照表とは?といった基礎の基礎から始まって、財務会計・管理会計について幅広くカバーしてはいますが、どれも説明が不十分で、それぞれの項目を理解するには不十分だと感じます。ある程度分かっている人には、ROEなんていまさら説明されてもと思いますし、初学者には説明不足だと思います。 具体的な企業例をだして、説明している点はすばらしいのですが、それも消化不足な感じは否めません。 グロービスはロバート・C・ヒギンズのファイナンシャル・マネージメントを訳本として出しているので、そちらを薦めればよいのでは?というのが私の正直な意見です。こちらの本の方がそれぞれの項目に関してしっかり書かれてて、独学でじっくり勉強するのに向いています。 逆に、初歩の初歩を抑える場合は、細野さんの書かれている、会計のことが面白いほど分かる本のような本の方がいいのではないかと思いました。
商品レビュー   アカウンティングに関して浅く広く説明されています。文章は分かり易く、必要最低限の知識が無理なく学習できます。表や図も見易く初学者に最適です。ただ、個人的にはキャッシュフローに関してもっと詳細な記述があった方がよいと思います。
商品レビュー  MBAとタイトルにはありますが、高度な内容というわけではありません。簿記などの知識があって、数字や指標の意味は知っていても「さて、実際にそれらをどう考えどう捉えればいいのか!?」という問題にぶち当たる方は多いと思います(最初は誰でもそうかもしれませんが)。そのような方にお薦めの本です。この本は具体的な企業の財務諸表を扱って、ケーススタディという感じで進んでいきます。単元ごとに、登場人物とその抱える問題のストーリーを展開していくことで、読むほうも入り込みやすくなっています。例)父の事業を継いだ若い経営者が、会社を立て直すために同じ業界の大手2社の財務諸表を比較して勉強していくといった感じです。数字や指標の意味といった基礎から始まり、実践的な応用までポイントが整理されています。とても分かりやすく具体的且つ実践的ですので、自分も株式投資での企業分析をする際の勉強に大いに役立ちました。最近経営や会計に興味が出てきた、という初学者の方にお薦めします。

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MBAファイナンス

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ランキング 8651 位  渋甘
商品レビュー  非常に内容のある、値段に似合った本だと思いました。 ただ財務・会計の知識がまったくゼロだったら読みきることは無理だっただろうなと思います。 基礎的な知識しかなかったので、読みきったがまた読まないと理解できていないと感じています。 ただ読み物として、見やすく、時間をかけて読むことに抵抗はありませんでした。 今後も何度か目を通していこうと思う一冊です。
商品レビュー   学生時代に読みましたが、自分の判断基準のひとつになった本です。 MBAシリーズの中では、もっとも役に立ちました。 自分のものにする為には、時間がかかる本ではありますが、ファイナンスの入門書としては、非常に優れていると思います。応用できる事も本書は教えてくれますし。
商品レビュー  急速に理解が進んでいるファイナンスの分野ですが、いわゆる財務・経理畑以外の人間には、やはりちょっと縁遠い、あるいは縁遠くしたいものと思われます。本書は、経営の指標としてのファイナンスを十分認識させてくれるとともに、中級レベルの実務までは導いてくれています。読み返すたびに、理解が深くなっていくという類いのいい本です。

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MBAが会社を滅ぼす マネジャーの正しい育て方

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ランキング 34972 位  渋甘
商品レビュー  ショッキングな題名が気になって読んでみました。前半部分だけを「情緒的」に読むと、"MBA=不要"、"MBA=悪者"というステレオタイプに陥りがちなので注意が必要です。ミンツバーグの趣旨は、(1)従来のバランスを欠いた(サイエンスや分析といった一方向に偏った)MBA教育のあり方に問題があること、(2)マネージャー育成のためには従来のMBA教育とは別のアプローチが必要であること、になると思われます。 特に、(1)については、行き過ぎた米国型資本主義へ警鐘を鳴らすという意味もあってかなり手厳しい反面、日本の教育についてはかなり贔屓目に見ているという印象があります。(2)については本書に紹介されている方法は一つの仮説であり、どのような方法が有効なのか、いまだ正解はないと思います。しかし、ミンツバーグ自身が著書の中で指摘しているように、「大学(教育機関)は実験の場でなければならない」、というのは恐らく真理だと思います。この点は、日本の大学関係者は耳を傾ける必要があるでしょう。 健全な批判者として名高いミンツバーグの著作を読むにあたっては、読者も批判的精神をもって取り組む必要があると思います。
商品レビュー   内容はインパクトがあり,おもしろいと思うが,とにかくボリュームがすごいので読むのが大変と言う率直な感想.500ページを超える記述は,もう少しまとめられるような気がする(300ページ以内?).結構,記述内容に重複しているような話が無くはない?  本著のポイントはいくつがあるが,ハーバードビジネススクールのMBA 教育をここまで正面から批判するのはすごいことだし,ミンツバーグだからできるのだと思う.そこでの主張は,マネジメントを経験しない学生にいくらケーススタディーをやっても本質的なところは学び取れないと言うもの,全くもってその通りだと思った.これに対して MIT スローンは肯定的に対比されている.要は How-to 教育のハーバードMBAプログラムは,研究(応用の利く理論とマネジメントを照らし合わせる学習の進め方)の視点が強い教育に比較して学習が浅くなるとの主張であり,小生も全く同感する.  その他に興味深い点として,日本のマネジメント教育やMBAの考え方も述べられている.日本人にとっての国外MBAの価値は,英語教育と英語を使ったディベートの鍛錬であり,マネジメントを学ぶことは目的でなかったのかもしれない.日本企業の実践するマネジメント教育は優れているとの評価があり,OJT の中での『JOB ROTATION』が中核を無し,個人主義的な米国に比較して有効に機能している可能性が有るかもしれないとの指摘もある.  ミンツバーグが提案するマネジメント教育の構築方法として,本書第9章以降の実践を推奨しており,本質を見失いつつあるMBA教育に一石を投じるものである. これを実践しているのが IMPM(国際マネジメント実務修士課程)であり,ミンツバーグは理想的なマネジメント教育を目指しているとの結論となる.
商品レビュー  ”戦略サファリ””マネージャーの仕事”などの著名な作品で知られる巨人だ。 日本での知名度はいまひとつだが,実例に基づく考察はすばらしい。 彼はMBAを全否定していわけではなく、MBAを取得したからといってマネージメントの仕事ができるわけではなく、逆に仕事を運営するにあたり、弊害になると言いたいのだ。 それは、MBAが、彼が唱えるマネージャーの能力として必要な分析力、直観力、経験のうち、分析力しか養わない。 その養った分析力のみを使用するとマネージメントはうまくいないということだ。 私はMBAは、基礎学力や、方法のひとつだと考えている。 MBAで論理は鍛えられるが、現実のビジネスでは感情が支配することもある。 こと感情という面では、MBAで鍛えることはできない。 また、自分の仕事以外のケースを勉強することは、普遍的な一般則をまなぶことはできるかもしれないが、では具体的に今の仕事にどう生かすかという、落とし込みは非常に難しい。 彼は、そうしたMBAの足りないところについて補完するシステムを構築して、運営している。 その試みについては、すばらしいと思った。

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MBA留学 GMAT完全攻略

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ランキング 4960 位  渋甘
商品レビュー  日本語でGMATの概要について書かれている数少ない本だと思います。まずGMATの大まかな枠組みとポイントを押さえてくれるので、オフィシャルガイドをやる前にまずこの1冊をよまれることをお薦めします。あと、GMATに関する本はペーパーバッグでVolumeが大きい本が多い中で、B5サイズで持ち運び易い点もいいです。通勤途中にもじゃまになりません。 

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新版MBAマーケティング

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ランキング 25063 位  渋甘
商品レビュー  マーケティングに関する知識が体系的にまとめられた書籍。 入門書として読んでもいいし、事業計画書や提案書作成時に辞書的に利用してもいいと思う。 インプットを目的として読む場合は、自分が経営者になったつもりで、自社の製品(サービス)について、各種戦略を考えることは必須。 サラっと読んでしまうとあたりまえのことばかりで何も残らないので、噛み砕いて自社の事例に照らし合わせて精読することをオススメする。 入門者の方は、まずは用語を理解し、全体像を把握することから始めるといいかもしれない。 そうすれば理解しやすく、マーケティングの考え方が身につくだろう。 個人的には大きな流れがわかり、いままでぼんやりしていた「概念」が明確になったのでよかった。
商品レビュー   何度も「なるほど」と思いながら、一気に読了した。頭の中が整理された感じだ。「マーケティングが、ビジネスマンの必修科目」というコピーは、まさにその通りだと思う。 営業マンは当然だが、商品開発や研究開発部門の人が本書を読めば、従来とは違った仕事ができるようになるのではないかと思う。サントリーの飲料事業や花王の流通政策の事例などケースは身近なものが多く、おもしろく読むことができる。 この種のやさしいマーケティング本は、新入社員や就職活動を控えた大学生は、是非読むべきだと思う。就職観が広がるはずだ。 中堅ビジネスマンにはやや物足りないかもしれないが、経験の中で得た知識を整理したり体系化したりする意味では一読の価値があるだろう。

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MBAリーダーシップ

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ランキング 50845 位  渋甘
商品レビュー  「リーダーシップとは一体、何か?」、「リーダーシップには、どんなタイプがあるか?」、「何をすればリーダーシップを発揮したと言えるか?」、・・・など、そもそもの話しに立ち返ると、分かっているようで意外とそうではない。つまり、「リーダーシップ」という言葉が余りに平易に使われている印象をお持ちの方は多いと思う。 また、経営職や中間管理職に限らず、リーダーシップを期待されているが、どうしたものか、と思案している方も多いのではないか。 本書は、そんな方々を「すっきり」させる好著。よくある著名人の武勇伝に惑わされるよりも(どうせ真似が出来るわけではない)、はるかに読みごたえがある。 学問的な体系が語られているところは、少し小難しいと感じる部分もあるが、それだけ奥深い分野であるから。興味のある部分だけ飛ばし読みで十分。さすがにグロービスの本なので、ざっと興味のある部分を拾うだけでも、内容は粗々理解出来る。 読後感として、きっと、自分の中に眠る熱いものに気付くんだろうと思う。お奨め。

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ベンチャーキャピタルからの資金調達―MBAキャピタリストとベンチャー社長による

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ランキング 43128 位  渋甘
商品レビュー  初めてのベンチャーキャピタルからの資金調達は、分からないことばかりだ。 一度経験すると大したことはないのだが、そう何度も経験することではない。 また、入り口の部分、最初の調達が一番大切でもある。 本書第2部では 会社設立及びVCから資金調達をしてから日の浅いベンチャー経営者伊藤氏が 自らの心の動きや具体的事例を素直に述べている。 活きた現場を感じることができ、参考になる点が多い。 伊藤氏は大学卒業後、大手メーカー勤務を経て会社設立。中小企業診断士も取得している。 恐らく勘や経験だけで突き進むのではなく、情報を上手く活用し、会社を経営しているのであろう。 だから、自らの経験が単なるエッセイに終始せず、他の経営者も応用できる表現になっている。 第1部では現役のキャピタリストによって書かれている。 こちらは活きた現場を、経験ではなく理論を多く用いて説明がなされている。 よく知られる経営理論の具体的活用事例が多く、かつ、読み易い。 現場を知りまた多様な関係者に気を使うために、実務者が著書を記すことは、コンサルタントや研究者と比べると一般的に難しい。 そこに理論を交えることでうまく表現し、しっかりとした持論が展開されている。
商品レビュー  一般的な学術書ではなく、ベンチャーキャピタルからの 資金調達について、実際の体験を交えて、具体的に 書かれており、とても参考になりました。
商品レビュー  ベンチャー企業の経営というと、勘・度胸・運、または経営者の個性で語られがちですが、本書は現実を理論的に説明しています。 また、会計・財務の理解や、人間を磨くことが、どうして、どのように重要なのかがよく掴めます。 経営学を学ぶ人にとっても、学ぶ意味がよく分かるいい本だと思いました。

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MBA人材マネジメント

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ランキング 13972 位  渋甘
商品レビュー  個人を活かし企業の戦略実行を助ける為に、人・組織をどのように考えればいいのかについて論じた本。このシリーズは入門書として非常にコンパクトにまとめてあったので私は全巻を愛読しているのだが、本書はシリーズの水準以下だ。このシリーズはその分野への興味を惹かせる所に意義がある。しかし本書は興味を惹かせない。なぜか?本書は人・組織という私達の周囲に溢れいるがゆえに、私達がある程度理解しているつもりになっているモノを扱っている。組織論など人材マネジメントを学習しようというモチベーションは分かった気になっていたものが実は分かっていなかった事を気付かされる「驚き」で生まれるだろう。この本は驚きの無い本だった。時間とおカネを投資してま?!?読むほどの本ではないと思った。
商品レビュー  HRMの全体像を知る上で役にたつと思います。イントロ本としては結構いけてますね。これから人材管理の分野で留学しようと思っている人は、この本を最初に読んだあと、David UlrichのHuman Resource ChampionsとJefferey PfefferのHuman Equationを是非読んで下さい。この2人がアメリカでのHRの分野をリードしているグルですから。次は組織論を早く出して欲しいですね。リーダーシップやmotivation理論をグロービスさんがどう扱かうのかが今から楽しみです。
商品レビュー  グロービスのMBAシリーズで数年前から出る出ると噂されながら、なかなか出てこなかった本がついに現れました。このシリーズの品質レベルには到達していますが、欲を言えばいくつか不満が残ります。一つは、MBA教育が最も適用しにくい分野だけに、日本的経営と欧米の「人と組織」の常識を和解させようと無理をしているのではないかという点です。バランス感があるともいえますが、論理的に割り切れていないとも見えます。もう一つは、本の多くの章が別々の著者によって書かれているため、統一感が不足した印象がある点です。もちろんこれらの不満はグロービス本への期待の高さゆえの贅沢かもしれません。

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MBA留学ハンドブック―思い立った瞬間から卒業するまで

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ランキング 27537 位  渋甘
商品レビュー  まるで先輩訪問をしているような、等身大の具体的なエピソードが豊富で、MBAが身近に感じられる一冊です。著者がとってきたアプローチを一緒にたどることで、自分の力でキャリアを切り開き、チャンスを手繰り寄せるための具体的な発想方法や行動を疑似体験できます。輝かしいバックグラウンドを持つ著者ですが、成功体験を語るのではなく、誰もが持つ素朴な疑問や不安に同じ目線で答えを提示してくれていて、とても勇気づけられます。
商品レビュー  この本はMBAの取得に向け、誰もが不安に思う気持ちを後押ししてくれる応援本であると思います。サブタイトルどおり、筆者が実体験をもって経験してきた事柄を出願時から時系列に非常に分かりやすく書いてあります。この本を読み終えた後、誰もがMBAへの挑戦意欲を掻き立てられ、そして具体的なMBA生活をイメージすることができるようになっていることと思います。MBA取得に向け、もう一歩踏み出せない自分がいる時に背中をポンと押してくれる本としてお勧めです。
商品レビュー  この本では上記の説明であるように誤解を解く事から始まり、著者の留学中の生活を体験談を交えて書かれています。 個人的にはこの時点でこの本の役割は終わっている感じで、著者本人も書いている様にテスト対策は要点を述べているのみ。 サブタイトルが本当の題名と言える様な内容で、ハンドブックというよりは経験談からくる激励本が正しい表現ような気がします。 留学やMBA取得を考えているけど・・・という人向け。既に留学することを前提に勉強されている人は経験談からびテスト対策、アドバイスとして受ける程度でTOEFLの点数アップ等は期待できません。 激励本なのでやれるかも?という気にさせてくれる本です。 留学前なら留学中の生活を思い浮かべモチベーションを高めるには良いかもしれません。

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現役大学教授がこっそり教える 株式投資「必勝ゼミ」

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ランキング 52430 位  渋甘
商品レビュー  理論的に細かいことを突っ込めば突っ込みたくはなります。しかし、低PBR投資のスイングの投資手法は参考になります。私は、この本の低PBRのスイングの投資手法を変形した手法と他の投資手法の組合せで、低PBR高配当銘柄に集中投資し、2006年9月現在で年25%程度のリターンを上げています。この本の低PBRスイング投資は、相場が低調な時には有効で安全な投資手法だと思います。この本の手法の難点は、相場が過熱気味の場合は、シグナルが中々出ないため、他の投資手法を組み合わせる必要がある点です。
商品レビュー  この本を読んで勉強になったところは、以下3点。 1.キャッシュフロー・クォドラント : R.キヨサキ氏  2.複利のチカラ  3.バフェット式投資法  結局1と3については、R.キヨサキ氏の著作、バフェットに関する本を読んでみたくなりました。
商品レビュー  著者のキャラがとにかく鼻につく。 内容的には銘柄抽出・売り買い条件があまりにも単純化されすぎていて、そのまま鵜呑みにはできないと思う。 ファンダメンタルやバリューの手法を深く掘り下げたいと思う人には不向きな本ではないか。 また、PBRデフレータなどの最新数値等について自身のHPを参照となっているが、すべて結構な値段の会員制。 学者というより、巷の株屋みたい。 ただ、ヒストリカルなPBRの整理利用方法など、初心者の私には利用できそうな部分もあった。

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MBA式 面接プレゼン術

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ランキング 38173 位  渋甘
商品レビュー  面接において、やるべきことと、やってはいけないことについて書かれた本。 面接ではありのままの自分をさらけ出せばよい! というような抽象論ではなく、面接官の質問の意図を見抜き、それに対して「正しい答え」を用意せよ!というのが著者の主張である。 派手なタイトルとは裏腹にとにかく準備と訓練の大切さを強調する。 「そんなの当たり前だよ」と思う人もいるかもしれないが、自分のように面接を甘くみていた人間には目から鱗の一冊であった。 とくに後半の「答えにくい質問への答え方」は参考になる。 一度目を通してみて損はない本である。

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MBA経営戦略

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ランキング 82303 位  渋甘
商品レビュー  経営の基本がわかりやすく書かれています。実例も豊富ですし、理解しやすいと思います。初めて経営戦略を学ぶ人は、もっと簡単なものを読んだ後にこの本を読まれると、なお良いと思います。人によっては、とっつきにくい印象があると思います。
商品レビュー  経営戦略という経営学の最終的な学問において、この本は究極な経営戦略について本といえる。物事の本質を追求していくとだんだんとシンプルになっていくというが、まさにこの本は著者の相葉氏の「無の境地」に至っているような心境を感じさせる。ビジネススクールの初級者にとては理解しやすく、一流の経営者やコンサルタントには自らの経験や思考を整理できる著書となっている。おそらく20年後も読める名著と言える。
商品レビュー  紹介された概念の有効性をシステマティックに説明したり、それらを様々な方向から検討させようとする記述が皆無。手っ取り早くグラフ描いて、そこから先がない。ケースも、ある概念を紹介・適用するためだけに挙げられていて、読者自身の考え方や説明された概念の有効性・限界を比較検討することが出来ない。学部前半でも、最初からもう少しきちんとした本を読んだ方がいいだろう。この本を読んでも、学生が早いうちに鍛える必要のある一般的な思考力が全く育たない。より上級な本への橋渡しとしても、参考文献を見ても分かるとおりこの分野の研究成果をまともに紹介しようともしていないので、全く役に立たない。実務面でも、一見実用的に見えるが応用性に乏しく、常になんらかのイレギュラーがある現!!実には全く対応できない。あえてよい点を挙げるとすれば、その構成。企業・事業戦略、組織、管理と、それぞれの詳細はともかく全体としてはバランスの取れた内容が統一されたアプローチで書かれている。10人くらいの先生が集まって各章を担当したような本よりはいいのかも。

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通勤大学MBA〈3〉クリティカルシンキング

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ランキング 72079 位  渋甘
商品レビュー  身構えることなく、クリティカルシンキングの概念に触れることが出来ます。その分、集中しないと上をなぞるだけで身につきませんが。考えながらじっくり読める人には糧になるでしょう
商品レビュー  ビジネスで必要とされる「問題解決」のための思考技術を学べる本です。思考には効率的方法があり、ビジネスの現場ではそれが幾度となく必要な場面があります。その思考技術の基礎が学べる分かりやすい本です。 この本は本当に基礎の基礎しか書いていないので、初めてこのジャンルを学ぶ人は、この本で最低限の知識を習得後、別な本等で勉強する必要があると思います。しかし、後半で出てくる「ロジックツリー」などは、すぐに実践で活躍するはずです。
商品レビュー  新書で、手軽な本であるが、なかなかロジカルシンキングの本を読み通せない人はいいのではないかと思う。この本であれば、読み終わらないことはないだろう。最初の1冊にいいのではないか?

MBA

MBA定量分析と意思決定

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ランキング 86327 位  渋甘
商品レビュー  ☆2個最初に私がグロービスの書籍を何冊も持っているという事実を述べておく必要があると思う。「マネジメント・ブック」は常に手元においておく参考書として非常に有用であるし、「アカウンティング」は経営者としての観点からの説明がわかりやすかったし、「ファイナンス」も当時目新しかった理論を素人でもわかるように説明してくれた。いずれも高い価格ながら、それに見合った本としての満足感を感じつつ、手元に置いている。しかし・・・この「定量分析」は全くいただけない。いろいろな指数を寄せ集めて見せただけで、本当に定量分析が理解できるとは思えない。定量分析を学びたい方には、他の教科書をおすすめし、グロービスには大幅改定を期待したい。
商品レビュー  構成は、定量分析として主に統計手法の入門者~初歩の中級者向けのレベル、指標編としてビジネス評価・外部環境指標・財務指標が提供され、巻末にケーススタディとして開始時の事業評価やマーケティング評価、開業後の簡単な経営分析が例示されているので、入門者にとって理解を促進し比較的実務面での擬似体験をすることが出来ると評価した。経験者が定量分析を用いた経営意思決定を行う際に復習を兼ねて確認する場合、入門者が自己研鑽や勉強会に利用する場合、管理会計のKPIの参考にする等、利用範囲は広いと思われる。
商品レビュー  インデックスというか、目次というか。-ジェネラルな企画・戦略ということがミッションである。-日ごろ、定量分析にどっぷり漬かっている、いやになるほどこんなことばかりをしている・・・わけではない。-時おり、気になったり、あるいは、どういうものかということを思い出して、詳しい人に、「これ、お願いね」とお願いする。そのような、定量分析に漬からないが時おり思い起こさなければならない、そのようなタイプの人には程よく広く手がかりが示されていてちょうど良いような気がします。

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